素振りしていますか?
ゴルフで100を切れない人の大きな要因の一つに、スイングが安定していないことがあげられます。
ゴルフの初ラウンドからスコアがだんだんと減っていく過程において、スイングの安定度はある程度比例しています。
スコアが120、110、100と減っていくのは、単純にコースでボールを上手く打てるようになってきているからです。ですから当たるようになってくれば100を切るところまでは簡単にいくようになります。
では当たるようになるためにはどうすればいいでしょうか?
それはスイングを安定させることですね。
練習でたくさん球を打てばスイングは少しずつ安定してきて当たるようになっていきます。
でも間違った練習をしていたらなかなかスイングは安定しません。
素振りでスイングを一定させる
そこで素振りです。
素振りをすることで誰でもスイングが安定し、球に当たるようになります。
なぜ素振りをするとスイングが安定するのかというと、
ボールを打たないからです。インパクトが通過点になるということです。
ボールを打つと結果が気になります。
インパクトの感触が悪ければ修正しようとします。
するといろいろな部分を毎回変えることになるので一定した動作やリズムを繰り返すことはできません。
素振りはあまりインパクトを気にしないので、いつも振り切ることを意識していればスイングが一定になっていきます。
なので早くスイングを安定させたい、ボールを上手く打ちたいと思ったら素振りしてください。これは絶対といってもいいでしょう。
素振りする人のほうが確実に上達が早いです。
ラウンド中の素振りでスコアが良くなる
そしてラウンド中に素振りをできるか、ショットを打つ前に素振りができるか、これによって100が切れるか切れないか大きく変わってきます。
素振りはスイングを作ることに加えて、打つ前のリハーサルにもなります。なんでもそうですが物事において事前にリハーサルは必要です。
ラウンドでショットの前に素振りをすることは、スイングの成功につながりますし、フェアウェイだけでなく、ラフや傾斜地、バンカーなどで、どのようにスイングをすればいいか確認する唯一の方法になります。
このようにコースで素振りをすることは
ショットにもスコアにも、絶大な効果をもたらしてくれます。
次打のための素振りをする
ではどのように素振りをするのか?
ただの素振りではダメです。
次に打つショットのための素振りでなければなりません。
打つ前に必ずコースマネージメントを行います。
・コースレイアウトの確認
・目標設定
・目標までの弾道イメージ
これらを事前に行い、そのイメージにあったスイングで素振りを行います。
ということは毎回違う素振りをすることもあるということです。
ドライバーを打った後、2打目で行うのはドライバーと同じ素振りではありませんし、2打目と3打目も同じ素振りではありません。
必ずその時に必要なスイングで素振りすることになります。
これはティーショットから最後のパットまで行います。
特にパットの時に素振りをしない人が結構多いですが
たとえ50cmのショートパットでさえも素振りを行うことが大切です。
素振りを習慣にして100切り達成しよう
打つ前の素振りは習慣にしましょう。
習慣にするためには日頃の練習時から、打つ前の素振りを行うことをおススメします。
ゴルフ練習場でもコースレイアウトをイメージしながら打つことで、とても効果的な練習になります。
良くいくゴルフコースの覚えているレイアウトなどをイメージして目標を決めて打ちます。
打つ前に必ず、イメージした球が打てるように素振りをします。
打った後は素振り通りにスイングできたか、イメージ通りの球が打てたか確認します。
修正する場合も素振りを繰り返しましょう。
習慣になるとラウンドの時も練習と同じようにイメージしながら素振りをするようになりますので、ショットの成功率が上がっていきます。
これは本当に効果がありますよ。
そしてこれはどこまでも上達に導いてくれますので、上手くなっても続けてくださいね。
しかし、、、
素振りの効果が出るまでにはある程度の時間が必要になります。
素振りをして次のラウンドが確実にスコアが減るとは限りません。
ですがラウンドを重ねていくと必ず効果が出てきます。
5ラウンド以降、確実に2打、3打は違って来るでしょう。
もっと早く結果が出る人もいるでしょうね。
一気に100を切れる人も必ずいますよ。
それくらいに効果があります。
今まで見てきた僕の生徒でも、
素振りをしっかりできる人は上達が早いです。
ですので習慣になるまでは意識して打つ前に必ず素振りをすることをおススメします。
次は
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