90台では回れるようになったが 90台前半や80台がなかなか出せない人に 90を切るための考え方やラウンド方法、練習方法をお伝えしていきます。 ゴルフで90を切るために必要なこと  目次     この記事を興味持って下さった方は、100を切れるようになって次の目標を考えているかと思います。 90台を安定させたい、90台前半でプレーしたい、90切りを達成したい、といろいろな目標がありますよね。 ゴルフは目標に向けて取り組むときに、正しい取り組み方があります。 ゴルフの難しいところは練習と本番が大きく違うところです。 練習場で感じよくスイングできてもゴルフコースでは上手く打てません。それは傾斜地やラフ、バンカーなどやったことがないプレーをさせられ、景色に惑わされたりするからです。 ゴルフコースで良いプレーができるようになるためには経験が必要になります。 経験してできなかったことを、練習してできるようにしてコースで試します。 それを繰り返すうちに練習場とコースでのプレーが同じになっていきます。 ここで気をつけなければならないのは、現状のスコアの経験と練習が一致しているかどうか。 100を切りたい人が、80を切るための高度な練習をしたり、たくさんのことを考えてプレーしなければならないとなると、ゴルフが難しく感じたり、ゴルフがいやになったりするかもしれません。 逆の場合には当然スコアアップが難しくなります。 100を切るには100を切るために必要な経験とプレーがあり、 90を切るには90を切るために必要な経験とプレー、 80を切るには80を切るために必要な経験とプレーがあります。 現状のレベルによって意識することが違うと言うことです。 今回は90を切るために必要な経験とプレーについてお伝えしていきます。  
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90を切るために必要な考え方

    90を切るということについて考えてみましょう。 まず90を切るにはハーフで45を切らなければなりません。 44+45=89です。 つぎに全部ボギーで45になりますから44になるには パーを取る必要があります。 パーをとるゴルフをしなければならないということがわかりますね。 当たり前のことですね(^^) 難しいと思いましたか? ここで考えていただきたいのが現状のスコア内容です。 90台のスコアでもダブルボギーの多い90台か、ボギーの多い90台か、これを確認していただきたいのです。 ダブルボギーの多い90台の場合、大きなミスがありますよね。 大きなミスがどこで起こっているかよく把握してください。 まずはそれを減らす必要があります。 ボギーの多い90台の場合、ボギーが多いということはどこかでパーもあるかもしれませんし、ダブルボギー以上は少ないので、小さなミスをなくせば90切りに近づきます。 ただダブルボギーを完全になくそうとか、全部ボギーで上がろうと思うかもしれませんがこれはかなり難しいです。現状のレベルではミスショットが必ずでますので。 ではどうするかというと、パーを増やすということを考えてください。 こちらの方が難しいと思うかもしれませんが、パーの取り方を考えてプレーすればそれほど難しくはないです。  

パーの取り方の基本的な考え方

  パーを取る、パーを狙うのはなにも全ホールではありません。 パーを取る一番簡単なホールはパー3です。 まずはパー3でパーを取ることを目標にします。 なぜパー3でパーを取るのが簡単かというと、 ショットを1回しか打つ必要がないからですね。  

パー3でパーを取る方法

    まずスコアカードをよく見てください。 通常パー3は1ラウンドで4ホール、ハーフで2ホールあります。 そのうち距離の短いホール、ホールレイアウトのやさしいホールでパーを狙います。 パーを狙ってミスショットしても、ボギーならOKと考えてください。 これはとても重要な考え方です。ティーショットの不安を減らし、緊張を和らげます。 基本的にはどのホールでもグリーンセンターを狙いましょう。 ピンは狙ってはいけません。ピンを狙う意識が強すぎるほど不安と緊張が大きくなります。 グリーンセンターにピンがあってもピンを狙うのではなく、あくまでもグリーンセンター狙いです。 大きな目標を意識しましょう。 グリーンセンターを狙ってグリーンを外しても、そこからアプローチで寄せればパーですし、2パットでもボギーでは上がれます。 このようにしてショートホールではいつもパーを狙うための考え方を意識してください。 これは長いショートホールや難しいホールでも基本一緒です。 パーを狙うためにグリーンセンターをしっかり狙う。 これによって一つの基準ができ、 ミスしても次のショットで挽回すればいいという基本パターンができます。 ただし、ホールのプレッシャーが大きい、池やOBが迫っているときはしっかり避けて安全な場所へ運びボギーを取ることに意識を変えてくださいね。  

パー4でパーを取る方法

    次にパー4です。 パー4はパー3とパー5を除く10ホールありますが、その中でも 距離の短いホールでパーを狙います。 パー4やパー5はティーショットで距離を稼ぎたくなるのでドライバーを使いますが、距離の短いパー4で無理にドライバーを使う必要はありません。 ここで重要なのはフェアウェイキープです。 残り距離を自分の比較的得意なクラブを想定してティーショットで使うクラブを選びますが、 多少距離が残っても優先するのはフェアウェイキープです   残り距離が100ヤードでバンカーの場合と、残り距離が130ヤードでフェアウェイの場合はどちらがパーを取りやすいでしょうか? もちろん130ヤードでフェアウェイですよね。 これはラフでも同じで、ショットのミスが一番出にくいのが フェアウェイから打つことです。 距離を稼ごうとするよりも如何にしてフェアウェイに運ぶかがパーを取る最優先事項になります。 ということは無理してドライバーを打つ必要はないということです。 2打目をどこから打つか、ということをいつも意識してティーショットを打つとパーを取りやすくなります。  

パー5も同じ

    パー5もパー4と同様にティーショットが重要になります。 フェアウェイに運べばパーを取る確率は高くなります。 ただしパー5の場合、2打目でリカバリーできることも多いので、ティーショットはドライバーに不安がなければ距離を稼ぐことを意識してもOKです。 パー5は100を切れない人にとっては難しいホールですが、上達してくると パー5はチャンスホールになってきます。 短いパー5なら、2打目でグリーン近くへ運べるチャンスがあるからです。 ただ初めから2オンを狙うとか距離を出そうとか思わないほうがいいです。 3打目をどこから打つかということをしっかりと意識してマネージメントします。 ティーショットから上手くつないでいけば、短いパー5なら3打目はショートアイアンやアプローチになります。 3打目からはパー3でパーを取る方法と同じです。 グリーンセンターを狙って打ちます。上手く乗ればパーもとれるしグリーンを外してもボギーを取れます。 このパーを取る方法は基本的な考え方として頭に叩き込んでおいてください。 上手くいけばパーを取れる、失敗してもボギーで上がれる、と言う考えで一つでも多くのパーを取りましょう。  

まとめ  パーを取るパターンを作る

    まとめますと ・90を切るためにはまず現状をボギーが多いかダブルボギーが多いか確認する 90を切るにはパーを増やすという考え方を持つ パーはパー3で取る、次に短いパー4。  スコアカードをよく見てパーが取れそうなホールをしっかり確認する ・必ずグリーンのセンターを狙うこと、グリーンを外してもボギーで上がれる ・パーを狙って成功すればOK、失敗してもボギーになるだけのこと   この考え方を基本にしてください。パーを取るパターンを作ってしまうのです。 そしてこれからお伝えしていく90を切るために必要なことを参考にして、 ぜひ80台のスコアを出してみてくださいね! ではまた!!  

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