長谷部です。
多くのゴルファーが
ドライバーをもっと飛ばしたい!という願望を持っています。
もちろん僕もその一人です(^^)
ですが!
飛ばそうと思えば思うほど力が入り、曲がったり、トップしたり、ダブったりして逆に飛ばなくなります。
それはなぜでしょうか?
僕のレッスン経験上(僕も含めて)、
いきなり20ヤードも30ヤードも先へ飛ばそうとする、いきなり250ヤードも飛ばそうとすることが原因になっていることが多いです。
ちょっと無理し過ぎているんですね。
ですが!
欲張らずに10ヤードなら飛距離アップすることは可能ですよ。
ドライバーの飛距離を10ヤードアップすることは難しくありません!!
10ヤードアップといっても、飛ばそうと思うとつい遠くへ落ちるイメージを持ってしまいますが、そうではありません。
転がる距離を少し伸ばすことを考えればいいんです。
転がる距離が10ヤード伸びるだけです。簡単そうじゃないですか?
そこが飛距離を伸ばすポイントです。
これからドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法をお伝えしますね!!
目次
ドライバーの飛距離を10ヤードアップする前の確認事項
まず、ドライバーの飛距離を10ヤードアップする前に確認しておくことがあります
➀球筋
球筋は、フックかスライスか、高いか低いかを確認します。
大きく曲がる球筋はそれだけで飛距離をロスしていることが多いので、
大きなスライスやフックが出る方はまずそちらを改善しましょう。
高すぎる球や低すぎる球も飛距離をロスしていることが多いので、
ある程度の高さになるように調整しましょう。
球筋はクラブの調整でも変わりますので試してくださいね。
球筋を変えただけで20~30ヤードアップする可能性がありますので、
必ず改善していきましょう。
スライスの原因と修正方法はこちらで確認!
↓↓↓
➁ある程度のミートはあるか
芯に当たることをミートすると言いますが、
ある程度の許容範囲でミートしているかどうかを確認します。
フェースに確認用のシールを張ったり、打感や音、球筋で判断してください。
こちらもクラブ調整によって改善してくる可能性がありますので必ず試しましょう。
ミートがアップするだけで10~20ヤード飛距離が伸びてきます。
確認ができましたら飛距離10ヤードアップにトライしていきますよ!!
ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その➀
左足のヒールアップと素早い踏み込み

ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その①は、
左足のヒールアップとすばやい踏み込みです。
ダウンスイングで左足を踏み込むことによってインパクトのヘッドスピードを上げる方法です。
①ヒールアップのタイミング
クラブヘッドから始動し⇒腕⇒肩⇒腰の順にトップまで捻転していきますが、
腰が回るときに左足かかとを上げるようにします。
いきなり左足かかとを上げないようにしてください。体が右に流れたり、上体が起き上がる原因になります。
注意ポイント
ひざが右に流れないように注意します。右ひざはアドレスの位置をなるべくキープし、左ひざは右に流れないように気をつけます。流れてしまう人は意識してひざをまっすぐ前に出すようにしましょう。
②ヒールダウンのタイミング
トップまでバックスイングしたら、
左足かかとの踏み込みからダウンスイングを開始します。
左足かかとの踏み込み⇒腰⇒肩⇒腕⇒クラブの順に戻っていきます。
トップで一瞬クラブを置いてくるように意識するとスイング全体のタイミングが良くなり、
ヒールダウンの効果が発揮されてヘッドスピードが上がります。
トップで間が作れる人はヒールダウンのタイミングはつかみやすいと思いますが、
振り急ぐ人はどうしても先にクラブを戻そうとしてしまいますので、
ゆっくりタイミングを取ると良いでしょう。
注意ポイント
ヒールダウンするときに左のひざが目標方向(左)に流れないように注意しましょう。
流れてしまう人は左足かかとを目標方向へ意識して踏み込むことによって左ひざが外側に向かなくなり、流れるのを抑えられます。
③一気に振り抜きます
ヒールアップ、ヒールダウンのタイミングがつかめてきましたらクラブを一気に振り抜くようにしましょう。
インパクトは通過点ということをしっかりと意識して一気にフィニッシュまでクラブが振り抜かれるのを意識してください。
注意ポイント
あくまでもヘッドスピードアップが目的のヒールアップですので、スピードを意識して振り抜くようにしましょう。
素振りで大げさに動作して感覚をつかんでください。
インパクトでヘッドが走るのを感じることができるはずです。
いかがでしたか?
ヒールアップは飛距離アップだけじゃなく
下半身リードも身に付き、リズムもよくなりますのでぜひ試してみてくださいね!!
ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その➁
アッパーに振り抜く

ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その②は、
アッパーに振り抜いて飛距離を稼ぐ方法です。
アッパーに振り抜くことによって
高弾道でキャリーを伸ばし、
さらにスピン量を減らしてランを伸ばします。
最近ではスピン量を減らしてドライバーの飛距離を伸ばすことは当たり前になっています。
クラブ選びもいかにスピン量を最適にするかということが重要になります。
自然とアッパーにスイングできるアドレスを作る
アッパーに打つには準備が必要です。
自然とアッパーにスイングしやすくなるアドレスを作ります。
スタンス幅はやや広めにします。
体重配分を右6割にしボールの右側を見て構えます。
少し右足を後ろに引いてクローズドスタンスにしたほうが、アッパーにスイングしやすいです。
右ひじは曲げるくらいにゆとりを持たせてください。
アッパー軌道に素振りを行います
アドレスができたら、アッパー軌道を意識した素振りをします。
目標を高い位置に設定して目線を高く取ります。
例えば木の上とか、雲とか高い位置を見てください。
目標に向かってヘッドを放り出すようにスイングします。
左足上がりのライは自然にアッパーに振りやすいので、そのような場所があればそこでスイングしてイメージをつかんでもOKです。
素振りでイメージができましたら、
とにかく何球も打って感覚をつかみましょう。
そしてナイスショットが出始めたら、
飛距離も10ヤードアップしてくるでしょう。
インパクトゾーンをアッパー軌道にすることによって、
キャリーが足りなかった人はキャリーが増えるし、ランが足りなかった人はランが増えます。
キャリーとラン両方が増えることもあるでしょう。
そうなると10ヤード以上飛距離が伸びることも可能になります。
注意ポイント
いきなり20~30ヤード飛ばそうとして強振していたら、バランスを崩し、ミートできなくなります。フィニッシュをバランスよく立つことも、忘れずに注意して下さい。フィニッシュがバランスよく立てていれば、スイング軸も安定し、ミートもしやすくなります。3秒以上静止できるフィニッシュになるように練習しましょう。
カッコよくスイングしましょうね(^^)
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ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その③
右サイドで飛ばそう

ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その③は右サイドの使い方です。
右サイドは効率良くインパクトで力を出すためにとても重要です。
力むのは良くないことですが、ゆるむのも良くないことです。
右サイドを十分に回してトップを作る
アドレスで握った右手グリップはスイング中にゆるめないようにします。
トップやインパクトでグリップが弛むとヘッドスピードが上がってもミートができなかったり、
ボールに力が伝わらなかったりします。
バックスイングで充分に右サイド(右肩、右腰)を後ろ(背中)へ回しましょう。
右手は右ひじをからだの近くに保ちます。
注意ポイント
右サイドを回すときに注意するところは右ひざ、右腰を右に流さないことです。
右足の外側をずらさないように、右腰を後ろへ引きましょう。
右サイドでしっかりとタメを作ります
右手のひらはフェース面をしっかり意識しておきます。
ダウンスイングは、トップの右手首の角度をキープして体を戻していきます。
右肘は体から離さずに、右手は体の近くを通ってインパクトに向かいます。
注意ポイント
ヘッドからダウンスイングを始めると、
右手が体から離れるようになりアウトサイドイン軌道になりやすいです。
アウトサイドインはスライスの原因になり、飛距離をロスします。
また、右ひじが体から離れているとインパクトで力も出せません。
フォロースルーを大きく振り抜きます
一気に上体をターンしてインパクトゾーンを通過してください。
インパクトからフォロースルーでしっかりと右腕を伸ばしましょう。
素振りで何度もタイミングを確認しましょう。
しっかりとボールをとらえられれば、
ドライバーの飛距離が10ヤードアップしているでしょう!
注意ポイント
右手を早く伸ばしてしまうとダフリや、軌道のズレが起こりやすくインパクトが安定しずらくなります。またヘッドスピードが正しいところで上がらずに飛距離を出せません。
右ひじはインパクトまでしっかりと体に引き付けておきましょう。
スイング中の右ひじの使い方はこちらでも詳しくお伝えしてます
↓↓↓
ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その➃
素振りで遠心力を最大にしよう!

ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その➃は
素振りで遠心力を最大にすることについて説明します。
ゴルフ上達のためのいろいろな素振りがありますが、ここではドライバーの飛距離を10ヤードアップするための素振りを解説します。
それは遠心力をしっかり出せるスイングを身に着けるための素振りです。
3種類の素振りをご紹介します。
➀長いものを振る
➁重いものを振る
➂ヘッドの重いものを振る
3つを同時にやるとより効果が発揮できますが、1つだけでもとても効果ありますよ。
①長いものを振る
長いものを振って、縮まってしまうひじや肩をしっかり伸ばします。
竹ぼうきのような物を振るのがとてもいいです。
僕も昔よく竹ぼうきを振っていましたが、
とても大きな遠心力を感じることができます。
手先だけでは振ることが難しいので、
自然と体全体を使ってスイングするようになります。
振る時は肩の力を抜いて、遠心力に逆らわずに素振りしてください。
素振りの直後にドライバーを振るとビュンビュンスイングできますよ(^^)
②重いものを振る
バットや専用の道具、またはクラブ2本を持って、
重さを感じながらゆっくり大きく素振りします。
ひじや肩を縮めずに、重さに引っ張られるようにして素振りします。
重さによって手先だけでは振れないので、体全体でスイングするようになります。
重いものを素振りした後はドライバーが軽く感じるので、早く振ることができます。
繰り返していくことで振る力が身に付きます。
③ヘッドの重いものを振る
ヘッドに重りをつけたり、ヘッドカバーをしたまま素振りしてください。
ヘッドに引っぱられる感覚、
体とヘッドが引っ張り合っている感覚=遠心力を体で覚えてください。
クラブの先=ヘッドをよく意識して素振りするのが効果的です。
スイングアークも意識的に大きくして素振りましょう。
素振りの効果は抜群なので続けていくうちに
必ず10ヤード以上アップしますので、
飛距離アップを目指す方は、ぜひ実践してみてくださいね!!
いつでもどこでも素振りすることをおススメします(^^)
注意ポイント
素振りは危険ですので
必ずまわりに人がいないか確認してから
行ってくださいね!!
ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その⑤
飛ばすアドレスを作ろう

ドライバーの飛距離を10ヤードアップする方法その⑤はアドレスです。
速く振ったり、力を入れてスイングするには
下半身がしっかりしていることが重要になります。
➀スタンス幅はいつもよりも広くします
上半身の動きを下半身が支えないとしっかり振ることができません。
広くスタンスを取ることで安定した下半身になります。
膝もいつもよりも少し曲げて重心を下げましょう。
②体重配分を右6:左4にして、ボールの右側を見て構える
スタンス幅を広げることによって右足に体重をかけやすくなります。
右足に6割体重がかかるようにします。
体の中心、頭や背骨がボールよりも右に位置することを確認しましょう。
そして自然にボールの右側を見るようになっていればOKです。
③クローズドスタンスにします
右足を半歩下げてスタンスします。
こうすることによって左サイドに壁ができ、しっかりインパクトしやすくなります。
バックスイングで右サイドを回しやすくなるので深いトップになりやすく、
飛距離アップに有効です。
④つま先は少し開いておきます
つま先を閉じると体の回転が制限されてしまいますので、
飛距離を伸ばすにはつま先を少し開いておきましょう。
といっても開きすぎも良くないので、30度くらいを目安にしてください。
⑤いつもよりもボールから離れてアドレスします
飛距離を伸ばすにはスイングアークを大きくして、遠心力を最大にすることが重要です。
いつもよりもボールから離れることによってスイングアークを大きくします。
初めは少し離れても遠く感じますので、ボール一個離れるところから始めましょう。
素振りで確認してから打つようにします。
必ずインパクトを確認できるように、ティーを打ったり、目印の上をヘッドが通過するのを見るようにします。
まとめますと、ドライバーで飛ばすためのアドレスは
・下半身を安定させるためにスタンスを広くして、重心を下げる
・右足に6割体重をかけてボールの右側を見る
・クローズドスタンスにして右サイドを深く回し、左サイドにカベを作る
・つま先は30度くらい開いておきましょう
・ボールから離れて立つ
これらのポイントをしっかり取り入れることで、
スイングアークを大きくする、ビハインド・ザ・ボールのインパクト、フォロースルーが大きくなるなど、飛ばすことに欠かせないスイングの要素が体得できるようになります。
意識して振り続けていくうちに慣れてきますので
ミートできるようになるまで続けて練習してみてくださいね^^
まとめ
ドライバーの飛距離を10ヤードアップするための5つの方法をご紹介しました。
この5つの方法は飛距離を伸ばすだけではなく、
スイングを上達に導く方法でもあります。
例えば①の場合、左足のヒールアップをすることによってバックスイングの回転を補ってくれますし、左足のヒールダウンによって下半身リードのダウンスイングができるようになります。
②の場合でしたら、正しくアッパーに振り抜くことを練習していけばスライスの改善になります。アウトサイドインの修正ができるからですね。
③の場合は、右サイドの正しい使い方でスイング軌道が良くなり、インパクトの当たり負けがなくなります。
④の場合、素振りを繰り返すことによって自然とスイングプレーンが一定になりますので、スイングのバランスとともに安定したショットも身に着けることができます。
⑤の場合も安定したアドレスができることによって、正しいスイングを導くことができます。
ということは飛距離アップする練習というのは
正しくやればゴルフがとても上手くなるということですね。
飛距離アップでスコアをまとめるのも楽になりますよ!!
ぜひお試しくださいね!!