長谷部です。
ゴルフスイングにおいて大事なもののトップ3に入る
グリップに関して結構勘違いの多い部分です。
ゴルフを初めてまず一番最初に覚えるのがグリップです。
クラブを握らなきゃゴルフはできませんからね(^^)
しかも方向性や飛距離に影響し、球筋がグリップ一つで変わってしまう
というならばしっかりと基本を押さえて、正しく握らないといけません。
グリップには主に3つのポイントがあり
向き、形、強さ
があげられます。
どれも大事なことなので全て意識したいのですが、向きと形は見た目で判断できるのに対し、
強さに関しては見てわかるのは難しいので、ニュアンスやたとえで伝えることになります。
ですのでそこにはいろいろな勘違いが生まれてくるのです。
プレーヤー一人ひとりの考え方や感性の違い、体力の違いが同じ伝え方をしても違ってくるポイントでありその人にあった理解の仕方が必要になります。
さらに
クラブごとの握る強さの違い
ショットによる握る強さの違い
も理解する必要があります。
グリップの強さにおいて、いつも緩く握るとか、いつも強く握るとか、いつも同じで握るというのはありません。
これを勘違いしてしまうとショットやクラブによってはミスが出たりします。
握る強さはいつも一定ではいけないのです。
ではどう理解して正しいグリップの強さを覚えればいいのでしょうか?
クラブごとに握る強さを変える
まずクラブごとの握る強さを覚えましょう。
ドライバー・・・・・一番弱く握ります
サンドウェッジ・・・一番強く握ります
飛距離を求めるクラブはできるだけグリップの力を抜きます。
グリップの力を抜けば手首も柔らかくなり、ヘッドを走らせることができるから
ヘッドスピードも上がるし球もつかまりやすくなります。
ですので飛距離を出したいクラブはグリップを弱く握ります。
サンドウェッジやアプローチウェッジ、その他のショートアイアンは飛距離ではなく
正確性がとても重要になります。
フェースコントロールや一定のスピードで打たなければ距離も方向も違ってしまいます。
想像してみるとわかりますね。
グリップゆるゆるでサンドウェッジを打った時に、果たして方向や距離をしっかり出すことができるのか。できませんよね。
そんな時はできるだけ手首を固定してヘッドを走らせずに、フェース向きをキープして打つことが必要になります。
それはグリップをしっかり握ることによって可能になります。
ここでも勘違いは起こります。
強くといっても肩に力が入るほど、腕ががちがちになる程強く握るということではないです。
フェース面が変わらずにスピードを一定にできる程度の強さです。
難しいですか?
そうなんですよ。難しいんです。
なので何か強さをイメージする基準が必要になります。
良く言うのは10段階で3とか4とかという強さの分類です。
コレって人によって受け取り方がかなり違うのですが、一応シンプルな考え方だと思います。
強く握るときは10段階の5から6くらい
緩く握るときは10段階の2から3くらい
がいい感じです(^^)
ここで大事なのが10を知っておくことですね。
一番強く握るとどのくらいの強さか。
一度知っておけば二度とその強さにはなりません(^^)
似たような強さでイメージを作るのもありです。
手提げカバンを握る強さ、箸を握る強さ、握手する強さなどイメージが付きやすいです。
ただこれも人によって違うので試してみることですね。
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ショットによって握る強さを変える
次にショットによって握る強さが変わることについて。
バンカー
サラサラのバンカーと硬いバンカー
ラフ
深いラフと浅いラフ
低いショットと高いショット
スライスとフック
低く転がすアプローチとふわっとあげるアプローチ
ベアグラウンド
これらのショットをイメージしたときにグリップの強さもイメージできるでしょうか。
わかりやすいのはラフですね。
深いラフなら抵抗に負けないようにしっかり握ります。
浅いラフならそれほどではありませんね。
バンカーも堅いバンカーならしっかり握りますし、ベアグラウンドもしっかり握りますよね。
一方
ふわっと上げるアプローチや高い球を打つときなど、グリップは柔らかく握ったほうが成功します。
このようにショットによって握る強さも変えたほうが成功する確率は上がります。
すべてを緩く握るとか、すべてを強く握るでは失敗も出てきます。
まとめ
最後にまとめますと
ドライバーなど飛距離を出したいクラブや柔らかい球を打ちたいショットの時はグリップの力は抜きます。
サンドウェッジなど正確なショットを打ちたいクラブや地面や芝の抵抗が強いときのショットは、グリップをしっかり握ります。
逆にすると失敗も多くなりますから試してみてもいいと思います。
失敗から学ぶのは基本ですからね(^^)