長谷部です。   先日のミズノオープン観ましたか? 結局ただ一人のアンダーパーだった秋吉選手が優勝でしたね。   最終日の50位までの選手で60台のスコアが12回、オーバーパーが42回、80台が8回。 80台のほとんどが3日目4日目に出ています。60台も初日が多く、最終日はゼロ。   何がわかるかというと、4日目がもちろん一番難しい状況だったということですが プロもこのセッティングに疲れているということです。   もっと下のランクの人はプロの試合とは思えないようなスコアがたくさん出ています。 想像を越えるハードなトーナメントだったということです。   そこで何を見るかというと、やはり集中力と忍耐がゴルフにとってはとても重要なんだということです。 18ホールでも同じことが言えます。   後半になれば必ず疲れてきます。特に後半の出だしや上がり3ホールで崩れてしまう人は結構いますね。 自分ではわからない疲れがあったり、気持ちがなえていたりします。 でもこれは半分仕方のないことです。   ではどうするかというと   出だしの3ホールでいかに忍耐のあるプレーをするか それができたら前半のハーフでいかに大たたきしないかを意識します。   忍耐は自分の結果に対して出てくることが多いので 初めから大たたきしたりスコアを崩していたらすぐに気持ちは萎えます。   なのでスタートホールからいかにスコアを崩さないプレーをマネージメントできるかということが大事になってきます。   悪くてもダボであがるプレーができていれば忍耐は持ちます。 でもそこで気を抜いたプレーが出るとスコアが急に乱れます。   ラウンドの後半ではいくら我慢しても起こることはあるので いかに前半のハーフでスコアを守るかが大事になります。   僕は研修生のころ、よく先輩プロから出だしのホールはボギー以上叩くなと言われました。 レベルが上がってきたころ、出だしは絶対パーを取れに変わりました。   初めは単純にスコアのことだけと思っていましたが あとになってわかったのは精神的な部分のアドバイスだったんだということがわかりました。   出だしのホールが上手くいくようになると、自信が生まれてきて良い緊張に変わっていきます。 続けていくと集中力も生まれ、忍耐力に繋がっていきます。ちょっと崩れても気持ちが強く保てます。   それを持続する力を身に着けることが大事なんだとわかりました。   これはうまい下手は関係ないです。このことを知っていればいいだけです。 後半はいやでも崩れる可能性があるから、前半しっかり集中していこう、というふうに。   もちろん初めから上手くはいかないと思いますが 繰り返していくうちに考え方や精神面が変わっていきます。   ゴルフは考える時間がとても長くプレーに大きく左右しますから 良い方向に気持ちが保てればそれだけ良いスコアがでます。   まずは出だしのホール、その後3ホール、ハーフと伸ばしていきましょう。 必ず良い結果が出るようになりますよ。   ではまた!!